心もほぐす、傾聴ハンドマッサージ

先日、4階の展望サロンにてボランティアグループ「ラブハンド」の皆様によるハンドマッサージのレクリエーションを行いました。


実は、クローバーの丘で10年以上も続くおなじみの人気レクなんです。
コロナ禍で一時中断しましたが去年より再開。今回もデイサービスのご利用者様が代わる代わるいらっしゃり、参加してくださいました。

窓の外に広がる金剛山系の雄大な景色を眺めながらのマッサージは、なんとも贅沢で心安らぐひとときですね。

「ラブハンド」の皆様が行っているのは、正式には「傾聴ハンドマッサージ」。
マッサージをしながら、ご利用者様のお話をじっくりと聞いてくださるスタイルです。

指先、手のひら、手の甲、そして腕の付け根近くまで、ゆっくりとほぐしていきます。両手合わせて10分ほどの施術ですが、マッサージ中もボランティアさんはご利用者様と目を合わせ、明るくお話しされていました。


初めて体験されたご利用者様は、「手ぇツルツルになって気持ちよかったわ~」と、はにかむような笑顔で喜ばれていました。「毎回楽しみにしてるの」と顔なじみのご利用者様もにこにこ。月に2回、こうして皆さんがお顔を合わせる時間は、ご利用者様にとってもきっと心が弾む素敵な刺激になっているのでしょう。お話が弾みすぎて、マッサージが終わっても名残惜しそうなお顔のご利用者様もいらっしゃいました。


「元気、しっかりもろたわ~」「お互い元気でいましょうね」と、ボランティアさんとご利用者様が温かい言葉を交わし合うひととき。それは、優しく揉みほぐされる両手だけでなく、心までふんわりと解きほぐしてくれる、そんな温かい時間に映りました。

「ラブハンド」の皆様、いつも本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!